ヒマなときは辞書を読もう【辞書は最高の教養本】

辞書は知的好奇心をくすぐる書物

２０２３年も残りわずか。この記事は２０２３年１２月３０日に書き始め、同日中にはアップされる予定。

あと少しで卯年ともお別れです。それは僕が年男ではなくなることを意味します。さみしい。。。

しかぁし。

２０２３年。齢４８にして気づいたことがあります。それは体力の衰え。。。も、そうなんですが、いえいえ。もっと大事なこと。

それは・・・

辞書を読む。辞書を何の目的もなく眺めることは教養を深めるのに役立つ。

コレに気づけただけでも、この一年を過ごしてきたことの価値はあると断言できます。

スマホに辞書アプリを入れよう

２０２３年１０月ごろに、ふとしたことで辞書アプリをスマホに入れました。

僕が入れたのは『大辞林』。じつは高校入学時に若気の至りでぶあつい紙版を買ったことがあります。高校生にもなったのだから、少しは大人びた辞書を持っているのがカッコいいはず。

まぁ、使ったのはほんの数日だけで、その後は行方不明。おそらくは実家のどこかに眠っているはず。

それはさておき。

無料の辞書をいまどきは少し検索すればいくらでもありますが、やはり権威ある辞書から調べておきたいもの。紙版を購入しようかとも思いましたが、まずはスマホでいつでも気軽に調べられる状態を確保しておきたいとの思いで、アプリ版を購入。

そのうち紙版を買おうかと思いますが、まずは紙版を購入するのもいいかもです。

言葉遊びはエンドレス

中学生のころ、辞書で遊んでいました。遊ぶといってもブーメランのように投げつけるのではありません。かといって、バスケットボールのように指先でくるくると回すのでもありません。

あ、回すのはやってた(笑)

辞書遊びのやり方

一つの言葉を調べます。例えば、「愛」という言葉について。

早速、大辞林アプリ版で調べてみましょう。

「愛」とは

対象をかけがえのないものと認め、それに引き付けられる心の動き。

スーパー大辞林3.0　三省堂編修所

ふむふむ。よく分からん。次は「心」について調べてみよう。

「心」とは

人間の体の中にあって、広く精神活動をつかさどるもとになると考えられるもの。

スーパー大辞林3.0　三省堂編修所

なるほど。「精神」ってなんやろう？　調べてみよう。

「精神」とは

人間の心。心のはたらき。

スーパー大辞林3.0　三省堂編修所

は？　また「心」に戻ってるやん！　なんやねん！！

こんなふうに言葉を調べていくと、たいていは堂々巡りとなるんですよね。

まだ若かりし、はげにゃん☆少年はそんな遊びをしていました。もちろん、髪の毛はフサフサの１０代のお子さんでしたよ(笑)

辞書で時間をつぶし、暇な時間を有益に

さきほどの言葉遊びは５分くらいやれば、１０個から２０個ほどの言葉に関わることができます。

「こんな言葉調べる必要なんてないやろ！」、「もうとっくに意味なんて知っとるわ！」

そんなふうに思っていませんか？　

単純明快な言葉ほど恐ろしい。。。それはだれもが知る言葉だから。人口に膾炙していることばだからこそ、力がある。人を傷つけるかもしれない。悲しませるかもしれない。

逆に喜ばせもするし、勇気づける可能性もあるのが、単純な言葉。

言葉遊びの世界に少しの時間だけ、旅立ってみましょう。